2020.07.15
プレスリリース

国土地理院の「浸水推定図」で、AIリアルタイム危機管理情報サービス『Spectee Pro』を活用 ~ SNSに投稿された画像を解析し、浸水範囲や深さを推定 ~

国土交通省国土地理院(茨城県つくば市)が、2020年7月4日から公開している令和2年7月豪雨における「浸水推定図」にて、株式会社Spectee(本社:東京都千代田区、代表取締役:村上建治郎、以下スペクティ)が提供するAIリアルタイム危機管理情報サービス『Spectee Pro(スペクティプロ)』が活用されています。

『Spectee Pro』は、AI技術を活用して情報解析し、いち早く正確に緊急情報を配信、被害状況を可視化する危機管理情報サービスです。TwitterやFacebookなどのSNSに投稿された情報をもとに、自然災害や火災、事故等の緊急性の高い情報、感染症に関する情報など、100以上の事象を、市区町村、空港や駅、商業施設、観光地周辺といった対象と組み合わせ、地図等で表示し、「どこで何が起きているか」を、現場の写真や動画などと共にリアルタイムに確認できます。

さらに、スペクティではAIを活用し、デマや誤情報、情報の重要度などを的確に分析するとともに、24時間対応の専門チームによる情報の分析・精査も合わせて行うことで、正確な情報による状況把握を迅速に行えるよう、万全のサポート体制を敷いています。

令和2年7月豪雨では、九州地方を中心に、豪雨による河川の氾濫や土砂災害などが発生し、各地で甚大な被害が発生しています。国土地理院では、各地の浸水状況を早期に把握・可視化するため、熊本県の球磨川流域や福岡県大牟田市周辺など、被害地域の「浸水推定図」を7月4日よりホームページ上に公開しました。

(出典:https://www.gsi.go.jp/BOUSAI/R2_kyusyu_heavyrain_jul.html、国土地理院)

災害の被害状況を把握するためには、航空機やヘリコプターの写真データによる分析が必要です。国土地理院では、さらに一般市民よりSNSに投稿される画像や動画は早急な災害状況の分析に有用であると判断し、SNSからの災害状況をリアルタイムに配信する『Spectee Pro』を活用し、標高データ等を組み合わせて分析することで、早期に浸水範囲における水深を推定することを実現しました。

スペクティは、今後 も『Spectee Pro』を活用して、よりきめ細やかな 防災・危機管理情報の収集や地図等を 使った被害状況の可視化など、自治体や企業ニーズにもと づき、業界標準の危機管理ソリューションとして提案してまいります。


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AIリアルタイム危機管理情報サービス『Spectee Pro』は、AIを活用し、SNSから災害・危機管理情報を、どこよりも速く、正確に、100以上のカテゴリーの情報を地図表示とともにわかりやすく通知します。国内殆どの報道機関で採用され、多くの自治体や官公庁、鉄道、航空、道路、電力やガスなどのインフラ企業、多くの店舗を持つ流通・小売企業、複数の工場を持つ製造業、保険・金融機関など様々な企業で導入が進んでいます。

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参考情報

国土交通省 国土地理院 令和2年7月豪雨に関する情報
https://www.gsi.go.jp/BOUSAI/R2_kyusyu_heavyrain_jul.html

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