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2021.02.01 ニュース

損保ジャパンのSNSを活用した水災被害状況分析・被害推定システムの開発に協力

株式会社Spectee(本社:東京都千代田区、代表取締役:村上 建治郎、以下「スペクティ」)は、SOMPOホールディングス株式会社(グループCEO執行役社長:櫻田 謙悟、以下「SOMPOホールディングス」)、 損害保険ジャパン株式会社(取締役社長:西澤 敬二、以下「損保ジャパン」) 、SOMPOリスクマネジメント株式会社(取締役社長:桜井 淳一、以下「SOMPOリスクマネジメント」)が開発を進めるSNSを活用した水災被害状況分析・被害推定システム(以下「本システム」)に対して、スペクティが提供する「Spectee Pro(スペクティプロ)」及びデータ連携APIを提供し、SNSからの水災被害状況の解析及び本システムの開発に協力します。

本システムは、水災害発生時の被害推定と保険金支払いの迅速化を実現するため、SNSに投稿された情報をもとにAI解析を行うスペクティの技術と、損保ジャパンが開発する、リアルタイムに浸水の範囲と深さを推定し、水災被害の状況分析と被害推定を行う技術を組み合わせたもので、2021年7月の導入を目指しています。

1.背景

近年、 台風や豪雨等による洪水などの水災被害が多数発生しており、被災された方々の生活再建を支える役割を担う損害保険会社には、より迅速な対応が求められています。
現在、 スマートフォンやSNSの普及により、被災地の状況はリアルタイムに投稿・共有され、被害に関する情報を広く収集 することが可能となっており、スペクティはそれら情報から災害時の被害状況をリアルタイムに可視化する技術を開発しており、広く企業や自治体に普及しています。
このような背景をもとに損保ジャパンでは、SNS情報の分析をもとに被災地域の被害状況をいち早く把握することで、保険金をより迅速に支払いする体制の構築を目指しています。


2.概要

従来保険会社では、水災が発生した場合は、報道内容や社員による現地での確認などを通じて被害エリアを把握したうえで、被害調査を行う要員を手配していますが、災害発生直後は被災地に入れない場合も多く、水災対応の体制構築には数日を要していました。
そういった状況の中で、被災地の保険契約者がスムーズに保険金を受け取るためには、迅速に被災状況の把握や分析が必要であり、損保ジャパンでは、スペクティの技術を活用し、SNSに投稿された情報から被害エリアの特定や被害状況を把握する技術を開発することで、より迅速な保険金請求手続きや保険金の支払いの実現を目指しています。


3.本取り組みにおけるスペクティの協力

スペクティが提供する『Spectee Pro』は、人工知能(AI)を活用した情報解析をもとに、災害やリスク情報をいち早く正確に「可視化」し、現場の意思決定を円滑にする、防災・危機管理ソリューションです。
TwitterやFacebookなどのSNSに投稿された情報や、気象データ、停電情報など様々な情報をもとに、自然災害、火災、事故等の発生など、緊急性の高い情報を100以上のカテゴリーでリアルタイムに配信する他、市区町村、空港や駅、観光スポット、工場や商業施設、自社の設備や事業所周辺といった対象と組み合わせて地図で表示し、「どこで何が起きているか」、「被害状況や規模はどの程度か」などを即座に確認できます。
すでに多くの企業や自治体、官公庁に採用されており、SNSを活用した災害情報の解析・配信サービスの業界標準となっています。


今回、スペクティでは本システムの開発にあたり、SNSの分析データを連携するAPIを提供し、損保ジャパンにてスペクティの情報をもとに水災発生時の被害エリアで投稿された画像などから浸水範囲と深さを推定するシステムを、実証実験を通じて開発していきます。

スペクティでは、この取り組みを通じて、引き続き、SOMPOホールディングス、損保ジャパン、SOMPOリスクマネジメントマネジメントと一緒にデジタル技術を活用した災害時の被害状況の把握を通じて、保険契約者様へのサービス品質や利便性の向上に協力していきます。

プレスリリースはこちらからお読みいただけます。