株式会社Spectee(本社:東京都千代田区、代表取締役:村上建治郎、以下スペクティ)が提供するリアルタイム危機管理情報サービス『Spectee Pro(スペクティプロ)』が、豊橋市の災害対応・危機管理対応として、採用されましたので報告します。
『Spectee Pro』は、AI技術を活用して情報解析し、いち早く正確に緊急情報を配信、被害状況を可視化する危機管理情報サービスです。TwitterやFacebookなどのSNSに投稿された情報をもとに、自然災害や火災、事故等の緊急性の高い情報、感染症に関する情報など、100以上の事象を、市区町村、空港や駅、商業施設、観光地周辺といった対象と組み合わせて、「どこで何が起きているか」をリアルタイムに通知します。
豊橋市では、災害発生時に市民からSNSに投稿される情報は迅速な初期対応に有用だと考え、これまでAIなどの先端技術を活用した情報収集システムの導入を検討してきました。その中で、SNSから正確な情報をいち早く収集できる『Spectee Pro』を採用することになりました。
豊橋市防災危機管理課・長坂規弘課長補佐のコメント
「総務省消防庁に出向していた時期に、全国の被害状況を把握する目的でスペクティ活用していて、当時からその有効性は認識していました。
豊橋市に戻り、災害対策本部の機能強化を検討する中でスペクティのトライアルを約半年にわたり実施することができました。その中で、昨年10月の台風19号襲来時には、災害対策本部本部員会議の中で全国の被害状況を把握するため活用し、被災地支援で長野市を支援する際にも現地の被害状況を事前に把握することができました。
今後も風水害や大規模地震など、あらゆる危機管理事案発生時の情報収集ツールとして有効に活用していきたいと考えています。」
スペクティは、今後も『Spectee Pro』を活用して、よりきめ細やかな防災・危機管理情報の収集や地図等を使った被害状況の可視化など、自治体や企業ニーズにもとづき、業界標準の危機管理ソリューションとして提案してまいります。