防災テックベンチャーの株式会社Spectee(本社:東京都千代田区、代表取締役:村上建治郎、以下「スペクティ」)は、NTTビジネスソリューションズ株式会社(本社:大阪府大阪市、以下「NTTビジネスソリューションズ」)が提供するビジネスチャット「elgana®(エルガナ)」と連携し、企業や自治体向けに災害時の情報共有を円滑に行うサービスの開発に向けて、「elgana®」連携パートナーとして採択されました。
■連携の背景
これまで災害発生時における、企業の従業員や自治体の職員からの情報共有は、電話やメールなどで行われることが多く、的確な情報の伝達・集約が困難となっていました。また、近年ではリモートワークも進み、社員が遠隔地で業務を行うことも多く、災害時の社員間の情報共有がより難しくなってきています。
■災害情報・被害情報の的確な伝達・共有に
スペクティは、災害などのリスク関連情報をAIで集約解析し、リアルタイムに配信するほか、被害範囲を予測推定しアラートを出すなどを行う防災テックベンチャーで、行政や企業の災害対応・危機管理をサポートしています。
この度スペクティは、2022年9月~11月までの期間でNTT西日本グループのオープンイノベーション施設「QUINTBRIDGE(クイントブリッジ)」で開催されたビジネスチャット「elgana®(エルガナ)」の連携パートナーについてのビジネス共創ピッチプログラム「Business Match-up For Next Value」にて、応募総数のべ18社からスペクティを含む3社が連携パートナーに採択されました。
スペクティとNTTビジネスソリューションズは、160万ID※以上の導入実績がある「elgana®」と連携した災害情報の伝達・共有サービスを開発し、2023年春に、これまでにない新しい災害情報共有サービスの提供を予定しています。(※2022年7月29日時点、NTTグループ内利用を含む)
(「Business Match-up For Next Value」についての詳細:
https://www.quintbridge.jp/program/202209_business-match-up/)
■elgana®について
「elgana®」は、安心かつ円滑なコミュニケーションをかなえ、次世代の働き方をサポートするビジネスチャットです。わかりやすいユーザーインタフェースや高いセキュリティなどの評価を受け、5,000を超える企業や自治体が導入しています。
[公式ホームページ]https://elgana.jp/
■Spectee(スペクティ)について
スペクティは、「危機を可視化する」をミッションに、SNSや気象データ、カーナビ情報や道路カメラなどのデータから災害・リスク情報を解析し、被害状況の可視化や予測を行っています。
国内トップシェアを誇るAI危機管理ソリューション『Spectee Pro』は、災害や事故などのリスク情報をリアルタイムに配信するほか、SNSや河川・道路カメラ、カーナビ情報、人工衛星データなどをもとにAIで被害のシミュレーションや予測などさまざまな角度から被害状況を”可視化”することで、自治体の災害対応や企業の危機管理、物流やサプライチェーンのリスク管理などの目的に導入が進んでいます。
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