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旭化成ホームズ株式会社

被害状況やエリアの把握にかかっていた時間を大幅に削減

導入前の課題、導入のきっかけ

災害時の情報源に課題

弊社では、トータルレジリエンス(総合防災力)の取り組みの一環で、当社が管理する住宅にお住いのお客様へのフォローに力をいれています。
例えば、コールセンターではお客様からの問い合わせに対応するだけでなく、災害時には発生エリア付近のお客様にこちらから連絡を差し上げることがあります。

以前、災害等の情報源はメディアの報道がメインだったのですが、スピードと網羅性に課題がありました。SpecteeProのデモを拝見し、速報性があるSNS情報を網羅的に収集できることに驚きました。無料トライアル中、他のサービスとも比較したのですが、拠点が登録できる機能や、過去情報の確認のしやすさなど、トータルなBCP対応には『Spectee Pro』の方が使い勝手がよいと感じ、導入を決意しました。
また、デマや誤情報などのスクリーニング精度が高かったのも決め手になりました。

Spectee Pro 活用例(シーン)

災害時、SNS等の情報からいち早く被害エリアを特定し、お客様対応に活用

弊社では大きい地震や河川の氾濫などが発生した際、コールセンターで被害が予想されるエリアのお客様にお見舞いの電話をしたり、お客様から連絡いただく前に、一定の被害が予測されるエリアをピックアップしてアフターサービス推進部が点検に伺ったりしています。
2021年7月に熱海で土石流があった際は、『Spectee Pro』でほぼリアルタイムで現地の被害状況を確認することができました。また、2021年8月の広島県での豪雨による河川氾濫では、いち早く被害が予想されるエリアを特定し、お客様への連絡や点検を迅速に行うことができたため、お客様からも感謝の言葉を頂いています。

地図表示モード × アプリを活用し、情報をもらすことなく収集

勤務中は『Spectee Pro』の画面をいつでも確認できる様にしています。当社の場合は、住宅への被害の可能性とそのエリアを把握したいので、自然災害に関する情報をメインに通知・表示される設定にして、地図モードでみています。有事には様々な情報が飛び交うので、必要な情報だけを確認できるのはありがたいですね。また、課長・部長職以上はSpectee Proのアプリをスマートフォンにも入れているので、緊急時にいつでも情報を確認することができます。

Spectee Pro 導入後の効果

被害状況・エリア把握にかかっていた時間や労力を大幅に削減

当社が警戒している災害情報は地震や台風だけでなく雹(ヒョウ)もあります。
例えば、2017年の4月に東京都の豊島区と文京区を中心に大きな雹が降り、窓ガラスや外装部品の破損などの被害が多く発生しました。この様な情報はメディアでは詳細に報道されないことが多いため、これまではお客様から連絡をいただくケースや、こちらから直接お客様に連絡して状況を確認したり、被害状況や範囲を特定するのに、かなりの時間と労力が必要でした。
いまは、『Spectee Pro』を利用することで、画像・動画付きのSNS情報などをもとに現地の状況を迅速に把握することができるようになり、大幅に労力が削減されました。
雹(ヒョウ)以外にも水害・竜巻など、様々な災害現場の状況把握が容易になりました。

今後の展望

拠点登録機能を活用してさらにトータルレジリエンスを強化

当社は、引き続きお客様への「トータルレジリエンス」に力を入れていく方針です。『Spectee Pro』のような新しいサービスや技術を活用してその実現を目指していきたいと考えています。
特に『Spectee Pro』では、拠点登録機能を使うことでヘーベルハウス全邸の状況把握に役立つと感じおり、社内で活用を検討しています。
定期的に実施している、南海トラフ等の大規模災害を見据えた社内の防災訓練にも『Spectee Pro』を利用してゆきたいですね。

※2022年6月時点での取り組みになります

資料ではSpectee Proの特徴や仕組みの他、料金表をまとめております

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