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自動車部品メーカーG社

能登半島地震でサプライチェーンへの影響をいち早く把握

導入前の課題、導入のきっかけ

事業継続のため、迅速な初動対応が求められる

サプライチェーン管理を担当しています。東日本大震災時で拠点が被災し、事業継続への影響が出て以降、台風などの自然災害による被害なども経験し、迅速な情報収集と初動対応を取る方法を模索してきました。災害などの情報収集はメディアのニュースを中心に行っていましたが、全国で3000ほどある取引先拠点の情報を少人数で取得するのは、非常に大変で時間もかかります。そんな中、展示会をきっかけに『Spectee Pro』を知り、上記の課題を解決できる製品であると確信し、導入を決めました。実際にスペクティのメンバーにも対面し、長い付き合いができると肌で感じられたことも決め手となりました。

Spectee Pro 活用例(シーン)

能登半島地震発生から1時間以内で社内関係者に報告

2024年元日に起きた能登半島地震では、地震直後に自宅でPCから『Spectee Pro』のダッシュボードにアクセスし、取引先拠点の被災状況を確認しました。『Spectee Pro』の拠点登録機能で被害が起きている複数拠点の震度と被害状況を把握し、被害が大きいと思われる拠点から優先順をつけて確認することができました。その後、影響のあった拠点での取扱品番を確認した上で、『Spectee Pro』から取得した各拠点の被害情報と共にLINEで社内の関係者に共有・報告しました。拠点への電話確認は地震発生から20分ほど、社内への報告までは1時間以内で完了しています。元日という1年でもっとも多くの人が休んでいる日に、誰が稼働しているかもわからない中での作業でしたが、『Spectee Pro』の活用で迅速に対応することができました。

取引先よりも先にリスク情報を覚知

以前、取引先拠点で火災が発生したとき、『Spectee Pro』で発生を知って取引先に連絡しました。その時、夜間だったこともあり、取引先の担当者もまだ火災が発生したことを知る前の段階でした。結果的にその火災は大きな影響はないことが判明したのですが、『Spectee Pro』によって発災直後に事態を把握できたので、不必要なアクションのためにリソースを割くことなく、効率よく対処できました。

Spectee Pro 導入後の効果

1人で3、4人分の業務が可能に

『Spectee Pro』の導入により、ニュースよりも速く情報を取得できるだけでなく、テレビなどでは報道されない災害・事故なども含め、網羅的に情報をキャッチできるようになりました。1人で3、4人分の仕事ができるので、大変効率的です。また、『Spectee Pro』の情報は画像・動画がメインなので、関係者へ視覚的に情報共有することができ、各自が行動に移すスピードが速くなっていると感じます。地図表示機能や拠点登録機能などを使って、自社サプライチェーンへの影響がありそうかの判断にも活用できています。

今後の展望

より確実な、サプライチェーンの可視化に向けて

『Spectee Pro』の活用で効率良くサプライチェーンの管理ができておりますが、 スペクティから新しくリリースされた『Spectee SCR(サプライチェーン・レジリエンス)』は、『Spectee Pro』の機能に加えて取引先の部品管理の機能などもあり、よりサプライチェーン管理に特化したサービスであるため、関心を持っています。将来的にはこうした新しいサービスも活用して、私たち製造業にとって課題である、サプライチェーンの可視化に向けいっそう前進していきたいと考えています。

資料ではSpectee Proの特徴や仕組みの他、料金表をまとめております

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