• データ連携

ESRIジャパン株式会社

Spectee APIとの連携でSNSや交通情報などを情報一元化
必要な情報を1つの画面で見られる

導入のきっかけ

SNS情報の即時性に注目! お客様のニーズに合致した

ESRIジャパンはArcGISというGIS(地理情報システム)ソフトウェアを提供しています。地図にまつわるシステムで、官公庁様での危機管理や自治体様での都市計画、民間企業様でのエリアマーケティングや物流計画の策定など非常に幅広い分野でご活用頂いております。

中でもArcGISを防災・BCP対策で活用されているお客様が多くいらっしゃいます。連携を検討し始めた2020年当時、GISで利用できる防災データはハザードマップなどの静的な防災情報がほとんどでリアルタイムのデータはありませんでした。
その時、防災・気象情報を発信されている企業の方より、危機管理に活用できるSNS情報を扱っている会社としてスペクティをご紹介いただきました。
早速、サイトからお問い合わせさせていただき、スペクティのオフィスにお伺いしました。

お話をする中で『Spectee Pro』で発信している即時性が高いSNS情報と『ArcGIS』を組み合わせることで、迅速な対応や判断により役立つサービスになる可能性を感じました。

特にSNSに投稿されている写真や画像から投稿場所を特定する機能が位置情報を取り扱うGISと親和性が高く非常に魅力的でした。
たまたまなのですが、打ち合わせから数日後、お取引があった大手保険会社と大手建設会社の2社より、『Spectee Pro』のデータを『ArcGIS』で表示できないかとご相談をいただいたこともあり、スピード感をもって連携を進めることができました。

Spectee APIとの連携メリット

ArcGISでSNSや交通情報などを情報一元化、必要な情報を1つの画面で見られる

連携を進めるうえで強力だったのが、Spectee APIの存在でした。Spectee APIを活用することでArcGISとの連携を迅速に実現し、その結果Spectee On GIS(※)というソリューションを早くリリースしていただくことができました。

これにより、有事の際の判断材料として非常にニーズの高い「必要な情報を1つの画面で見たい」という要望に対し、自社の設備と気象情報や交通情報・地理的な分析結果などと併せて、現場の被害状況がリアルタイムにわかるSNS情報も一緒にご提供できるようになりました。

※「Spectee On GIS」は、EsriがホストするクラウドGIS『ArcGIS Online』上に、スペクティが防災・危機管理情報を配信するサービスです。

Spectee APIとの連携の効果・顧客からの声

災害時の最適な物流動線の把握に活用

導入いただいている建設会社では、災害時に全国にある建設現場に安全に支援物資を運ばなくてはなりません。

その建設会社のBCP・リスクマネジメントチームにて、『ArcGIS』上でスペクティが配信するSNS情報を地図上に表示できる様にしています。

「SNSに投稿された通行止めの情報などを参考に物資の輸送ルートを検索することができるようになった」と好評です。

今後の展望

様々な情報との掛け合わせや機能実装など顧客ニーズに応えてゆきたい

Spectee On GISというソリューションができましたので、スペクティの情報だけではできないこと・ArcGISだけではできないことに対して両者を掛け合わせていきたいと考えています。

例えば電気・ガス・水道情報などとスペクティのSNS情報を掛け合わせることで災害時/復旧時に公式に発表されている情報よりも範囲を絞った情報提供・地理的な分析などに役立つのではないかと考えています。

また、平時の活用として防災訓練やシミュレーションに活用できないかという相談をいただくこともあるので、『Spectee Pro』に備わっている過去の投稿を再現できるタイムマシン機能の様なものを『ArcGIS』上でも実現したいですね。

資料ではSpectee Proの特徴や仕組みの他、料金表をまとめております

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