• データ連携

株式会社NTTデータ関西

顧客課題である迅速な初動対応をスムーズに
「状況認識の統一」「意思決定支援」の強化につながっている

導入のきっかけ

SNS情報活用を検討している自治体からのご紹介

NTTデータ関西が提供しているサービスの一つに総合防災情報システムの『EYE-BOUSAI』があります。
災害時の情報収集や共有、災害対策本部での迅速な意思決定、住民への情報発信など、自治体の総合防災業務に活用いただけるシステムとして、多くの自治体に導入(全国シェアNo1※)いただいています。

我々がSpectee Proのサービスを知ったのは2019年頃で、西日本豪雨災害で被災された愛媛県や福井県の職員様にご紹介いただきました。
当時、いくつかの自治体で「速報性に優れているSNS情報の活用を検討している」という話を耳にしていましたが、NTTデータ関西のサービスでは対応しておらず、すぐには提供が難しい状況でした。

そこで、株式会社Specteeにご相談させていただいたところ、『EYE-BOUSAI』にSpectee ProのリアルタイムなSNS情報を連携することで、そういった自治体の声に応えられると考えました。また、SNS情報を活用することは、災害時における自治体の迅速な初動対応にも貢献でき、『EYE-BOUSAI』をより良いものにすることできると確信しました。

Spectee ProとのAPI連携*のメリット

顧客課題である迅速な初動対応をスムーズに

発災から半日程度はメディアなどでの情報が乏しく、被災状況の把握が難しいため、災害時における情報の空白時間と言われています。

そのような背景もあり、一般市民の方が現場から投稿されるSNS情報は、被災状況を把握するために重要な情報の1つとなります。『EYE-BOUSAI』がSpectee ProとAPI連携することで、自治体職員が『EYE-BOUSAI』で、リアルタイムにSNS情報を確認できるようになったことは大きな意義があると思います。

また、2018年頃までは、SNSにおけるデマ情報のリスクなどを懸念する自治体も多かったのですが、Spectee Proのデマ情報を除去する技術や仕組みは非常に評判が良く、その高い精度によるお客様の信頼も厚いです。現在では、情報精度に関する懸念が打ち合わせ等で出ることもほぼありません。

これは、SpecteeがAI技術と併せて専門チームによるダブルチェックを行うなど、配信する情報の正確性に対してこだわり続けてきている結果、多くの自治体からの信頼を得ているからだと思います。

Spectee ProとのAPI連携の効果・顧客からの声

SNS情報の速報性、動画・画像の有用性が好評
サービスコンセプトの「状況認識の統一」「意思決定支援」が強化

実際に導入いただいている多くの自治体から、SNS情報の有用性を感じているというコメントを頂いています。

例えば、那覇市様からは、2019年に首里城の火災があった際、消防の指令台からの情報より早く覚知でき、消防とのスムーズな連携につながったとお聞きしています。

また、神戸市様からは消防・住民からの通報などの電話での情報とSNSの画像・動画情報をかけ合わせることで、迅速な被害状況の把握や組織内での認識の統一ができるようになったというお声もいただいています。

Spectee ProとのAPI連携は『EYE-BOUSAI』のコンセプトである、「状況認識の統一」「意思決定支援」の強化につながっていると感じています。

今後の展望

中小規模自治体や民間企業向けのサービスでも協業して行きたい

今までは都道府県や政令指定都市、中核市の危機管理課での導入がメインでしたが、水道・福祉などの部門での導入も進んでいます。また、中小規模の自治体や民間企業向けのサービスも展開していく予定です。

全国自治体だけでなく、中央省庁や防災関係期間、民間企業などへの導入実績も豊富で、Spectee Proの情報ニーズは非常に高いと感じているので、ぜひ今後も両社で様々な取り組みを行っていきたいと思います。



※2023年7月時点の総合防災情報システムの自治体導入シェア

資料ではSpectee Proの特徴や仕組みの他、料金表をまとめております

サービス概要/料金表/無料トライアル申込

お電話でも承ります。

03-6261-3655

お問い合わせ時間:平日 9:00〜17:30

営業目的のお電話は一切受け付けておりませんのでご了承ください。