• 民間企業

リカバリープロ株式会社

いち早く災害情報を入手し被害状況を見える化、迅速な初動対応を実現

導入前の課題、導入のきっかけ

早期、かつ正確な情報把握が復旧対応の初動を加速する

私たちリカバリープロは、1979年にドイツで設立されたBELFORの子会社で、設立以来約半世紀にわたり、世界最大級の早期災害復旧企業として、世界550拠点・年間約35万件の事案を手がけています。


日本で対応する復旧事案の多くは火災や水災ですが、グローバルでは薬品漏洩や爆発、環境汚染、船舶なども対応しており、日本だけで対応不可の事案は、世界中からスタッフを集結して対応します。企業が災害に遭い、工場等が操業停止になると、建物や設備を新品交換するか、復旧するかの選択を迫られます。それ以外にも、操業停止中の機会や売上損失、顧客信頼度低下の可能性が発生しますが、復旧サービスを利用すると、復旧までの期間が短縮され、買い替えよりも費用を抑え、一日も早く事業再開を図ることができます(※水災による事業機会損失とは)

『Spectee Pro』導入前は、いかに早く、正確に災害等の情報を収集し、それをもとに初動を早めるかが私たちの大きな課題でした。そんな中、展示会で『Spectee Pro』を知り、災害発生時の情報が、文字だけでなくビジュアルとして非常にわかりやすく理解できること、情報量の多さはもちろん、様々な角度からの多様な情報と、その正確さを知りました。それまでは他のサービスも利用していましたが、直観的に『Spectee Pro』の優れた点を感じ、導入を決めました。


Spectee Pro 活用例(シーン)

拠点登録機能とMicrosoft Teamsの連携を活用


導入からまだ間もないですが、Specteeの担当者のサポートを受けながら試験運転を行っています。『Spectee Pro』の拠点登録機能を活用し、多数あるお客様の拠点を登録し、素早く災害情報を得て対応するようにしています。


お客様の多くは、工場を持つ製造業、物流の倉庫、レストランなどの店舗ですが、『Spectee Pro』の拠点登録では、例えば工場でも食品工場、加工工場などの分類ができるため、ターゲットを絞った情報収集が可能で、大変役立っています。また、『Spectee Pro』の情報をMicrosoft Teamsと連携させて、担当者がその情報を社内の主要メンバーに共有し、迅速な判断を行える体制を整えています。


Spectee Pro 導入後の効果

水害発生時に『Spectee Pro』の情報で被害状況を把握、的確な初動対応を実践


以前は、災害が発生した際に、実際に現場に行ってみないと状況が把握できないことが多くありましたが、『Spectee Pro』を利用することで被害状況を的確に把握可能となり、初動対応や準備の時間を短縮できる有用なツールだと認識しています。実際に、九州や東北で発生した水害の際には、『Spectee Pro』の情報をもとに準備をし、現場に急行して対応することができました。


また、私たちは保険会社や保険代理店の皆様と密に連携を取りながら業務を進めていますが、被災したお客様の安否確認や状況把握を電話で行っていた代理店の方に『Spectee Pro』を紹介したところ、その存在に驚かれました。今後は代理店のお客様の拠点登録も行い、代理店との連携をより強化したいと考えています。

今後の展望

Spectee社と連携し、新たなサービスを提供したい


私たちもお客様も『Spectee Pro』の有用性を実感しており、今後は拠点登録の数を増やしたり、スマホアプリの活用などを進めたいと考えています。さらに、『Spectee Pro』を活用した予防保全サービスの専任担当を設けることも検討しています。


また、これはまだ構想段階ですが、Spectee社とリカバリープロが連携し、Specteeのサービスを利用しているお客様が、災害発生時に情報を得るだけでなく、復旧までの対応も一貫して行えるような充実したリスクマネジメントのサービスを提供できれば、今以上にお客様に喜んでいただけると考えています。

※2024年11月12日掲載

資料ではSpectee Proの特徴や仕組みの他、料金表をまとめております

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