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ソニーグループ

必要なリスク情報をリアルタイムに収集、事業への影響把握がスムーズに

導入前の課題、導入のきっかけ

リスク情報の迅速な収集に課題

私たちのチームはソニーグループの危機管理・事業継続計画の取りまとめを担っているのですが、有事の際の情報収集に課題を感じていました。

例えば、製造拠点で火災が発生した場合、本社としては初動対応や社外からの問い合わせのため、現場の正確な状況を把握する必要があります。

そこで、災害や事故など世界中のリスク情報をリアルタイムに収集することができる『Spectee Pro』の存在を知り、導入しました。

Spectee Pro 活用例(シーン)

拠点付近のリスク情報をメールアラートで収集

『Spectee Pro』の機能の一つである「拠点登録機能」を活用して、ソニーグループの拠点の場所を登録し、拠点の一定距離内で特定の事象が発生するとメールで通知が届くように設定しています。
その情報をもとに現場の状況確認が必要であるものについては、関連部署に情報を共有し、連携して対応しています。

災害時、事業への影響を本社で迅速に把握

災害・事故が発生した際、事業への影響の有無を迅速に把握することが重要になります。
2022年3月に福島県沖で地震が発生した際にも、『Spectee Pro』の地図表示機能を活用することで被害の可能性がある事業所の特定や、その後の被害状況のモニタリングを行いました。
結果的に事業に大きな影響はありませんでしたが、大きな影響がないことを迅速に確認できたのは意味があることだと思います。

Spectee Pro 導入後の効果

SNS情報の活用で必要なリスク情報の収集、確認がスムーズに

災害時には情報が過多になる傾向があります。

私たちとしては、情報の大海原の中から事業に影響がある正確な情報をいち早く収集したいと思っています。

SNS情報は速報性がある一方で、情報量の多さ、信用性、位置情報の欠如などが懸念でした。
『Spectee Pro』から発信される情報は、しっかりしたファクトチェックがされており、独自のノウハウで位置特定をされています。
SNSを情報源として安心して活用できるようになりました。

ありがたいことに、これまでは自社拠点での災害・事故などの情報の頻度はそこまで多くありませんが、自社拠点の周辺で起こった事象を確認し、事業への影響がないという安心情報を得ることができています。

たとえば、登録してある拠点の付近で火災発生のアラートがあれば、SNSの画像・動画を見て規模はそれほど大きくないので問題ないと確認したり、製造拠点付近で停電の情報があれば直接現場に連絡をして状況を確認しています。

今後の展望

環境変化や技術の進歩に応じてアップデート

スペクティさんは「危機の可視化」というミッションを掲げ、社会的に意義のあることにチャレンジされていると思います。
ソニーグループのビジネスは多くの企業とつながっているので、私たちも自社の社員だけでなく、社会のために何ができるかを考え、様々な取り組みを行っています。

BCPは一度作成して終わりではなく、環境変化や技術の進歩に応じてアップデートしていくものなので、これからも一緒に様々な取り組みができればと考えています。



ソニーグループ株式会社 HQ総務部 RMグループ
ソニーピープルソリューションズ株式会社 HQ総務部 RMグループ
大塚修弘

資料ではSpectee Proの特徴や仕組みの他、料金表をまとめております

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