2019.10.21
プレスリリース

【台風19号 SNS調査レポート】長野・福島・宮城で複数の救助要請のつぶやき、河川氾濫状況に合わせてエリアのSNS投稿数が増加

災害情報の解析・配信を行う、株式会社Spectee(スペクティ、本社:東京都千代田区、以下当社)は、令和元年台風19号におけるSNSの投稿を分析・調査しました。

調査は、10月12日から13日の間にツイッター、フェイスブック、インスタグラムの3つのSNSに投稿された、台風19号の被害状況を伝える投稿から、当社で情報の正確性、信憑性、及び緊急性が高いと判断し、当社のSNSリアルタイム緊急情報配信サービス「Spectee(スペクティ)」(*1)を通じて配信された、4019件の投稿をもとに行いました。

■調査の概要

調査期間: 2019年10月12日0:00 ~ 2019年10月13日 24:00
調査対象SNS:Twitter, Facebook, Instagram

■分析・調査レポートのダウンロード

以下より詳細レポートをダウンロードいただけます。
http://bit.ly/spectee-typhoon-report2019

■調査結果の考察

・12日夜から河川の氾濫投稿が急増

台風の影響が出始めた12日午後から夕方にかけて帰宅途中の人と思われる投稿が、東京や神奈川などの都市部を中心に急増しました。

12日夜から静岡・神奈川・東京・埼玉で河川の氾濫や街なかの冠水を訴える投稿が増え始め、未明から早朝にかけては栃木・福島・宮城で同様な投稿が急激に増えてきました。

・長野・福島・宮城で救助要請の投稿が相次ぐ

千曲川などが氾濫した長野では救助要請の投稿が増え、合わせて避難関連の情報が未明から増え始めました。救助要請の投稿は同じく福島や宮城でも多く見られました。

(*1) SNSリアルタイム緊急情報配信サービス「Spectee(スペクティ)」は、TwitterやFacebook、Instagramなど複数のSNSから災害情報、事件・事故の情報など緊急性が高い情報をリアルタイムに抽出配信するSaaS型の情報配信プラットフォームです。自治体の災害対策本部、官公庁や報道機関、鉄道・交通・電力会社、その他民間企業など、様々な業界でご利用頂いています。

■株式会社Spectee について

株式会社Spectee(スペクティ)は、AI等の最先端技術を活用し、SNSやカメラ・センサーなどを解析しリアルタイムに災害情報・事件・事故情報、危機管理情報を配信するサービスを提供しており、報道機関や官公庁、地方自治体、民間企業など、国内約社300社、世界約40カ国に、どこよりも早く正確な情報配信を行っています。

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