株式会社Spectee(本社:東京都千代田区、代表取締役:村上建治郎、以下スペクティ)は、株式会社NTTドコモ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:吉澤和弘、以下、ドコモ)にて、災害対応・危機管理対応を目的に、スペクティが提供するリアルタイム危機管理情報サービス『Spectee Pro(スペクティプロ)』が採用されました。尚、本件は販売パートナーのソニービジネスソリューション株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:古田了嗣)とともに提案納入しました。
『Spectee Pro』は、AI技術を活用して情報解析する、危機管理情報サービスです。TwitterやFacebookなどのSNSに投稿された情報を解析し、災害情報や火災、事故等の緊急情報、感染症の情報、企業や自治体の危機管理に関する情報など、100以上の事象を、都道府県や市区町村、空港や駅、商業施設、事業所周辺といった対象と掛け合わせて、「どこで何が起きているか」を正確にリアルタイムに通知します。
ドコモは、通信回線や各種サービスの安定運用とサービス品質向上、事故や災害時迅速な対応のために、『Spectee Pro』を全国で導入しました。回線やサービスの提供に影響を与える可能性のある自然災害や事件、事故、局所的混雑などをいち早く察知し、必要な対策を迅速に実施できるよう、本サービスを活用する予定です。また、大規模災害発生時にはSNSの投稿から被害状況を確認し、現地復旧出動の可否を判断するなど、災害支援への活用も検討されています。
リアルタイム危機管理情報サービス『Spectee Pro』
2020年3月に提供を開始した『Spectee Pro』では、よりきめ細やかな危機管理情報の収集が可能となっており、今後は、企業ニーズにもとづくカスタマイズも含め、鉄道、電力、通信、高速道路といった社会インフラ企業、工場や事業所、多くのサプライヤーを抱える企業、保険や金融機関、商社などの災害対策、BCP対応など、企業の危機管理ソリューションとして提案を進めています。