2022.11.01
プレスリリース

スペクティ、衛星インターネット事業に参入 災害時でも止まらない通信環境の提供へ、TDSCと連携し「Spectee Pro」利用者向けに

防災テックベンチャーの株式会社Spectee(東京都千代田区、代表取締役:村上建治郎、以下「スペクティ」)は、衛星ブロードバンドサービスを提供する株式会社TD衛星通信システム(東京都千代田区、代表取締役:桑原 弘明、以下「TDSC」)と連携し、災害時でも人工衛星を介して情報提供を可能にする衛星通信サービス「Spectee BB by TDSC」の提供を開始します。

■サービス提供の背景
災害などの非常時には、情報を早く・確実に得られるかが初動対応の成否に深くかかわる一方で、情報収集の要となるインターネット回線が不通になるリスクがあります。
そこで、自然災害等の影響を受けにくく、緊急時のバックアップ回線として使える衛星インターネットが注目されています。
この度、企業や自治体に災害情報や予測情報を提供するスペクティは、ご利用いただくお客様が非常時でも安定的な通信環境を確保できるよう、衛星ブロードバンドサービスを提供するTDSCと連携し、緊急時でも使えるインターネットサービス「Spectee BB by TDSC」の提供を開始します。

■平常時には費用がかからない”災害時課金型”の料金体系
非常時のために衛星インターネット回線を確保しておきたいが、普段は利用しないため毎月の利用料が負担になるというお客様へ、「Spectee BB by TDSC」BCPプランでは月額利用料が一切かからず、非常時のみ1日5,000円で高速回線が使用できるメニューを提供します。これにより普段のランニングコストを気にすることなく高速衛星インターネットをご利用いただけます。(初期導入費・保守費は別途かかります。尚、常時使える月額定額制の通信サービスのメニューも用意しています。)

■TDSCより「Spectee Pro for TDSC」の販売開始
スペクティとTDSCは相互販売連携を行い、TDSCより「Spectee Pro for TDSC」の提供も合わせて開始します。「Spectee Pro for TDSC」は、TDSCの衛星ブロードバンドサービス「PLANET-BB」のオプションサービスとして提供し、災害時の光回線・キャリア回線の破断でも使用可能な「PLANET-BB」サービスを用いてSpectee Proサービスに接続し、災害時に確実かつ瞬時にスムーズな情報収集が可能となります。

■株式会社TD衛星通信システムについて
『あらゆる場所、状況においてもサービス提供のできる事業者として、ITインフラを支えていく』をビジョンに掲げ、繋がらない場所や状況でも繋がる回線である衛星回線を提供。企業のBCPや自治体の災害対策としての利用の他、離島や山間などの僻地用回線としても利用されている。
株式会社TD衛星通信システム|https://www.planet-net.jp

■Spectee(スペクティ)について
『危機を可視化する』をミッションに掲げ、災害・リスク情報を解析し、被害状況の可視化や予測を行っている。国内トップシェアを誇るAI危機管理ソリューション「Spectee Pro」は、災害や事故などのリスク情報をリアルタイムに配信するほか、SNSや河川・道路カメラ、カーナビ情報、人工衛星データなどをもとに、さまざまな角度から被害状況を”可視化”することで、自治体の災害対応や企業の危機管理、物流やサプライチェーンのリスク管理などを目的に導入が進んでいる。

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