2023.09.26
プレスリリース

スペクティ、薩摩川内市のコミュニティFM放送局『FMさつませんだい』と連携協力 〜薩摩川内市内及び周辺地域での災害情報収集・配信を強化〜

防災テックベンチャーの株式会社Spectee(東京都千代田区、代表取締役:村上建治郎、以下「スペクティ」)は、鹿児島県薩摩川内市のコミュニティFM放送局「FMさつませんだい」と相互に連携し、災害や事故など地域情報の収集・配信の強化に向けて協力することで合意しました。

■背景
「FMさつませんだい」は、薩摩川内市及びその周辺地域を放送エリアとするコミュニティ放送局です。
薩摩川内市は、一級河川の川内川や支流が市街地を流れ、多様な自然環境を有する一方、九州南部は台風の通り道になり水害被害も頻繁に発生することから、災害時における迅速な情報収集・発信が課題となっていました。

2021年7月の豪雨では、被害の様子がSNSでリアルタイムに多数投稿されていたことから、「FMさつませんだい」ではSNSによる情報収集の強化を図ってきましたが、気象情報・地震情報など複数の情報とかけあわせて、少人数体制でも効率的に情報収集を行えることから、この度スペクティとの連携協力に至りました。

スペクティは「FMさつませんだい」を通じて災害や事故など地域情報を住民へ提供することで、薩摩川内市内や周辺地域の防災力強化に貢献していきます。

■協力内容
スペクティは、AIリアルタイム危機管理サービス「Spectee Pro」を通して、「FMさつませんだい」に災害や事故などの危機情報を提供します。「FMさつませんだい」は放送にて取得した情報を伝えるとともに、メールなどで寄せられた聴取者からの情報をスペクティと共有することで、情報の精度を高め、きめ細かな情報発信に役立てていきます。

■「Spectee Pro」とは
スペクティが開発・提供する「Spectee Pro」は、AI技術を活用し、世界中のSNSや、自動車のプローブデータ、河川・道路などに設置されたカメラのデータ等をリアルタイムに解析し、災害や危機に関する情報を収集、通知、可視化・予測できるリスク管理ソリューションです。
危機情報をリアルタイムに配信するほか、地図と合わせて表示し、「どこで何が起きているか」、「被害状況はどの程度か」などを即座に確認することができます。2023年8月時点で、900以上の自治体、官公庁、民間企業、報道機関などにご利用いただいています。

■番組出演のお知らせ
放送日時:10月4日(水)7時30分〜8時55分
番組名:OHAYO!さつませんだい
放送局:FMさつませんだい(87.1MHz)
スペクティ代表取締役CEO村上建治郎が出演し、連携協力に至った経緯や、スペクティの取り組みについてお話いたします。

放送エリア外の方も「エフエムプラプラ」アプリよりお聴きいただけます。
https://fmplapla.com/fmsatsumasendai

■FMさつませんだいについて
「FMさつませんだい」は、鹿児島県薩摩川内市を中心としたエリアに放送を行うコミュニティFM放送局です。2013年3月に地域情報の発信を目的に開局しました。運営は株式会社薩摩川内市観光物産協会が行っています。薩摩川内市や国土交通省川内川河川事務所と防災協定を締結し災害情報の発信のほか、屋外からの中継番組も積極的に行うなど、市民とのコミュニケーションや認知度向上にも取り組んでいます。
公式サイト:/https://fm871.com/

■株式会社Specteeについて
スペクティは、「危機を可視化する」をミッションに、SNSや気象データ、カーナビ情報や道路カメラなど様々なデータからの災害・リスク情報を解析し、被害状況の可視化や予測を行っています。
国内トップシェアを誇るAIリアルタイム危機管理サービス『Spectee Pro』は、災害や事故等のリスク情報をいち早く配信するほか、SNSや河川・道路カメラ、カーナビ情報、人工衛星データなどをもとに、AIで被害のシミュレーションや予測など様々な角度から被害状況を”可視化”することで、自治体の災害対応や企業の危機管理、物流やサプライチェーンのリスク管理などを目的に導入が進んでいます。

プレスリリースはこちらからお読みいただけます。

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