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システム開発会社C社

状況の俯瞰的な把握で企業の安全管理をアップデート

導入前の課題、導入のきっかけ

帰宅困難者対策という課題

大規模な水害が毎年のように発生するなど、自然災害が多発する中で、企業の安全管理も意識を変えなければいけないという課題を持ち、複数年かけて態勢の刷新を行うことが決まりました。特に課題に感じていたのは、帰宅困難者の問題です。従業員が帰宅できない状況になった場合、二次被害を防ぎ、緊急車両や救助者の活動を妨げないためにも、事業所内にしばらくとめおく必要があります。東日本大震災の教訓を踏まえ、備蓄などの対策はとったものの、順次帰れる従業員を返していくステップでは、マスメディアや自治体からの情報では「どの道が通れるのか」、「このルートは危険がないのか」など、ミクロな情報を取ることは極めて困難です。そんな中、展示会でSpectee Proの存在を知り、導入に至りました。

Spectee Pro 活用例(シーン)

災害への備えに加え、拠点登録で安全を見守り

基本は災害時対応のための導入で、南海トラフ地震や首都直下型地震などの大きな災害に備えています。ただ、平時にも火災や事故などは絶えず起きていますので、弊社の事業所や工場などを拠点登録しておいて、その付近で何かが発生した際には現場に連絡を取って安全を確認するなどの使い方をしています。

Spectee Pro 導入後の効果

震度5の地震発生、状況の把握に効果を発揮

2021年10月、東京・埼玉で震度5弱を記録する地震がありました。この時、多くの帰宅困難者がタクシー乗り場で行列を作ったり、日暮里・舎人ライナーが脱線して運行停止したりとかなりの混乱が生じました。総務部としては、地図で俯瞰して色々な事象を確認するとともに、鉄道会社が発信する情報と合わせて状況を把握し、従業員への指示や連絡を行いました。幸いこの地震は22時過ぎに発生したため、弊社としてはほとんど問題となりませんでしたが、夕方に発生していたらと考えると恐ろしいです。また、Spectee Proはクラウドサービスですので、自宅のPCから簡単にログインできる点は助かりました。

今後の展望

能動的な安全管理へ

企業の防災対策というと、建物の耐震化や設備の浸水対策など、ハード対策がメインで考えられてきたきらいがあります。今回Spectee Proというソリューションに出会って、ソフト対策でもまだまだやれることがあるし、災害時に効果を発揮するということがわかりました。今後は、災害などが発生してから後に動くのではなく、自社に迫るリスク事象を先回りして知って予防策を打つような、能動的な対応につなげていければと思います。

資料ではSpectee Proの特徴や仕組みの他、料金表をまとめております

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