【速報】SNSに見る、能登半島を襲っている豪雨

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大きくUターンをして日本列島に向かった台風14号周辺の湿った空気が秋雨前線などに向かって流れ込んでいる影響で、石川県では午前9時過ぎには線状降水帯が発生するなど、記録的な降水量を記録しています。21日午前中の12時間雨量は、輪島や珠洲など各地で平年の8月1か月分の雨量を遥に上回る観測史上最大となりました。北陸電力によると相当数の停電も発生しています。能登半島は1月1日に発生した大地震からの復旧もなかなか進まないなかで再び自然災害に見舞われることとなってしまいました。国土交通省は「1月の能登半島地震で堤防や護岸が損傷し、完全には復旧できていないところでは、水位が低くても氾濫の可能性が高まる」として早期の避難を呼びかけており、ある意味で複合災害と言えます。

以下に、弊社スペクティがSNSで確認した夕方以降の能登半島の様子を地図とともに速報として共有させていただきます。台風14号は午後3時ごろに温帯低気圧に変わりましたが、秋雨前線と一体化し、明日にかけて東北・北陸で警報級の大雨が続く予想です。現地の方々はくれぐれもお気をつけて、命を守る行動の徹底をお願いいたします。


(出典:©Google)

❶輪島市宅田町付近が冠水している様子。

❷河川の氾濫で大屋小学校前交差点が水没。

❸こちらも輪島市で河川の氾濫で床上浸水が発生。

❹能登町で道路が崩落。

❺珠洲市上戸町北方では橋が損壊し自動車が落下。

❻地震の被害も大きかった珠洲市飯田町の様子。

❼珠洲市上戸町では床上浸水が発生。

❽珠洲市大谷町は孤立してしまっているとの情報。

❾輪島市町野町の学校に土砂が流入。

❿珠洲市真浦町付近で発生している土砂崩れ

2024年9月21日 18:00現在

(根来 諭)
September 21, 2024

 

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